-
2011.09.14 Wednesday福島第一原発の放射能漏れ事故を受けて土壌汚染の除去実験を行っていた農林水産省は14日、放射性セシウムを吸収するとされていたヒマワリには「ほとんど効果がない」との実験結果を発表した。
表土を削り取る手法には効果があったものの、大量に発生する汚染土をどう処分するか、課題が残る形だ。
実験は今年5月から福島県飯舘村などの農地計約70アールで、〈1〉表土を削り取る〈2〉水でかくはんし、流す〈3〉表土と地中の土壌を入れ替える〈4〉ヒマワリなど植物に吸収させる――の4種で実施した。
このうち、最も効果が薄かったのが〈4〉で、5月に種をまき、8月に開花したヒマワリの場合、土壌1平方メートル当たり約107万ベクレル含まれていた放射性セシウムのうち、吸収できたのは約2000分の1の520ベクレルにとどまった。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110914-00000965-yom-soci
被災地の放射能除去に一役買うはずだったヒマワリに
それほどの効果が見られない事が分かり残念です。
引用記事は読売新聞9/14のオンラインからですが
土壌を削り取るのが効果があったとは言え
ドーム2杯分の汚染土壌をどう処理するのか・・・・
名古屋市に事務局を置く「チェルノブイリ救援・中部」。チェルノブイリ原発事故の被害者救済を目的に、20年以上活動を続ける老舗の団体だ。2006年からはウクライナのナロジチ地区で「菜の花」を植え、放射能除染とバイオディーゼル燃料化を試すプロジェクトに着手。その成果を踏まえて、今回の原発事故でも福島の各地で土壌浄化に協力しているが、菜の花がいつしか「ヒマワリ」と混同され始めた。ヤフーニュース
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110831-00000305-alterna-soci
ヒマワリが季節柄、取り掛かりやすかったこともあり
活動自体は元気をもらう話題なり
気持ちも前向きに明るくなることが出来ただけに
期待も大きくなってしまったから
がっかりですが
植物の力を信じるところでもあります。
これからは菜の花を準備できる季節ですし
時間はかかるかもしれませんが
前に向かっていけるように祈ってやみません。